※この記事では、職リポの運営元レーベル「晴虹社」のサービスも紹介しています
📖 4コマ「「一式」の正体」
「見積もりに「出版代行一式」ってある!」
「その「一式」、中身は確認した?」
「…原稿も表紙も入ってると思ってた」
「「一式」は便利な言葉。中身は人それぞれよ」
「Kindleで本を出したい。でも自分でやるのは不安だから、代行にお願いしようかな」。そう思って検索してみると、似たような料金表がずらりと並んでいます。しかも、どこにも「出版代行一式」と書いてある。比べようにも、何を比べればいいのかわからない。これ、かなりの「あるある」です。
先に結論をお伝えします。Kindle出版代行を選ぶときは、金額より先に次の5つを確認してください。
- 料金に含まれる作業の範囲
- 修正の回数とタイミング
- KDPアカウントの名義
- 著作権と印税(ロイヤリティ)の扱い
- 納期と、その内訳
この5つさえ押さえておけば、「安いと思ったら追加料金だらけだった」「本は出たけど自分では何も触れない」といった後悔はぐっと減らせます。まずは比べるための物差しとして、自分で出版する場合の流れから見ていきましょう。
まずは物差しづくり。自分で出すなら、こんな作業があります
代行の見積もりを読み解くコツは、「本来どんな作業があるのか」を先に知っておくことです。全体像がわかれば、見積もりの中で抜けている作業にすぐ気づけます。
自分でKindle出版するときの基本の流れ
Amazonの電子書籍出版サービスを「KDP(Kindleダイレクト・パブリッシング)」と呼びます。自分で出す場合は、おおむね次の順番で進めます。
- KDPアカウントを作る:Amazonのアカウントでサインインし、著者情報、税務情報、印税の振込先口座を登録します。
- 企画と構成を決める:誰に向けて、何を伝える本なのか。目次の形まで落とし込みます。
- 原稿を書く・見直す:執筆したあと、誤字脱字や事実関係をチェックします。この確認作業を「校閲」といいます。
- 電子書籍のファイルを作る:原稿をKindleで読める形式に整えます。
- 表紙を作る:Amazonの検索結果では、表紙は切手くらいの大きさで表示されます。小さくても内容が伝わるデザインが必要です。
- 表示を確認する:Amazonの無料ツール「Kindle Previewer」で、スマホやタブレットでの見え方を確かめます。
- 本の情報を入力する:タイトル、内容紹介、キーワード、カテゴリ、価格などを設定します。
- 出版申請をする:Amazonの審査を経て、販売ページが公開されます。
ファイルの仕様や印税率、手数料などの細かい数字は変更されることがあるので、詳しくはKDPの公式ヘルプで確認してください。
自分でやると、ここでつまずきやすい
手順だけ見ると「8ステップならいけそう」と思えます。ところが、実際に手が止まりやすい場所はだいたい決まっています。
- 原稿が終わらない:「3章まで書いて半年放置」は本当によくある話です。
- 表示崩れ:パソコンではきれいだったのに、スマホで見たら改行がガタガタ。見出しが本文に埋もれることもあります。
- 表紙が素人っぽくなる:大きな画面では立派に見えても、小さく縮めるとタイトルが読めない、というのが定番の落とし穴です。
- カテゴリや内容紹介で迷う:本はできたのに、売り場の「棚」選びで何時間も悩んでしまいます。
逆にいえば、ここに挙げた作業が代行料金に含まれているかどうかが、見積もりを比べるうえでの勝負どころになります。
マサキ
サクラ
マサキ
サクラ契約前にここを見る!Kindle出版代行選び5つのチェックポイント
1. 「一式」の中身を分解する:料金に含まれる作業の範囲
いちばん大切なのがここです。同じ「出版代行」でも、ある窓口は出版申請だけ、別の窓口は企画から執筆まで、というように中身がまったく違うことがあります。先ほどの8ステップをチェックリストにして、1つずつ確認しましょう。
- 企画・構成の相談は含まれるか
- 執筆代行はあるか。あるなら何文字までか
- 校閲(誤字脱字・事実確認)は含まれるか
- 電子書籍ファイルの作成と表示確認は含まれるか
- 表紙デザインは含まれるか
- タイトルや内容紹介、カテゴリの設定まで手伝ってもらえるか
- 出版後の対応(誤字の修正、再申請など)はどうなるか
「表紙は別料金」「原稿の整形はオプション」のように、後から積み上がっていくケースもあります。見積もりの合計額だけを見ず、作業ごとに「含まれる・含まれない」を書き出すのがおすすめです。
2. 何回まで直せる?修正回数とタイミング
「修正無制限」と聞くと安心しますよね。ただ、実はもっと大切なのがどの段階で、何を直せるかです。
- 原稿の修正は何回まで無料か
- 表紙は何案から選べるか。案を選んだあとの調整は何回できるか
- 出版後に誤字が見つかったら、直してもらえるか
- 回数を超えたときの料金はいくらか
家づくりにたとえるとわかりやすいです。壁紙の色は後からでも変えられますが、柱の位置を変えるのは大工事ですよね。本も同じで、構成が固まったあとで「やっぱり章の順番を全部変えたい」となると、大がかりな修正になります。修正の回数だけでなく、早い段階で確認できる機会があるかも見ておきましょう。
修正は「回数」より「どの工程で確認できるか」が大事です。構成の段階で一度しっかり確認できる流れだと、後半の大きな手戻りを防げます。
3. 本の持ち主は誰?KDPアカウントの名義
意外と見落とされがちですが、とても重要なポイントです。本を出版するKDPアカウントが著者本人の名義なのか、代行側の名義なのかを確認してください。
本人名義のアカウントで出版すれば、印税は自分の口座に直接振り込まれます。価格の変更や内容紹介の書き換え、2冊目の出版も、自分の判断で進められます。
代行側の名義で出版する場合は、次の点を確認しておくと安心です。
- 印税はどんな流れで、いつ自分に届くのか
- 価格や内容を変えたいとき、どう依頼するのか
- 契約が終わったあと、本の扱いはどうなるのか
アカウントの扱いに関するルールはKDPの規約で定められているので、詳しくはKDPの公式ヘルプで確認してください。
マサキ
サクラ
マサキ
サクラ4. 誰のもの?誰の収入?著作権と印税の扱い
KDPでは、本が読まれたり購入されたりしたときの収入を「ロイヤリティ」と呼びます。一般的には「印税」と呼ばれているものです。ここでは、契約書や規約で次の点を確認しましょう。
- 著作権は誰に帰属するか:特にライターが執筆する場合、原稿の著作権がどちらにあるのかは明確にしておきたいところです。
- 表紙デザインの権利:表紙をSNSや名刺、チラシに使ってもよいかを確認します。
- 印税の取り分:印税は全額が著者に入るのか、一部を代行側が受け取るのか。期間の定めはあるか。
- 二次利用:あとから紙の本にしたり、内容をブログやセミナーで使ったりしてもよいか。
口頭で「大丈夫ですよ」と言われて終わりにせず、書面で残してもらうのがいちばん確実です。
5. 「最短◯日」の内訳を聞く:納期
「最短◯日で出版」という表記を見かけたら、その条件を聞いてみてください。原稿がすでにある場合の日数なのか、執筆から含めた日数なのかで、大きく変わります。
- 工程ごとの目安日数を出してもらえるか
- 自分の確認作業(原稿チェックなど)に何日くらい必要か
- Amazonの審査期間は納期に含まれているか
見落とされがちなのが、自分の確認待ちで止まる時間です。「原稿の確認を週末にやろう」と思っていたら3週間たっていた、なんてこともよくあります。出版したい日が決まっているなら、そこから逆算して相談しましょう。
問い合わせの前に、これだけメモしておくと話が早いです
代行に相談するときは、手ぶらで行くより、次のことをメモしておくと話がスムーズに進みます。
- どんな本にしたいか(テーマ、読んでほしい人)
- 原稿はあるか。ある場合はおおよその文字数
- 出版したい時期
- 電子書籍だけでよいか、紙の本も考えているか
- 出版の目的(名刺代わり、集客、記念など)
目的がはっきりしていると、相手も必要な作業だけを提案しやすくなります。そのうえで、先ほどの5つのチェックポイントを質問すれば、比較の材料がそろいます。
質問への答え方も判断材料になります。料金の範囲や権利について、具体的にわかりやすく説明してくれるかどうかを見てみましょう。
自分でやるのが大変なら、まとめて任せる選択肢もあります
ここまで読んで「手順は理解できたけど、全部を自分でやるのは時間的に厳しい」と感じた方もいると思います。それはごく自然なことです。本業や家事の合間に、企画から表紙、ファイルの確認まで1人でこなすのは、なかなかの大仕事ですから。
晴虹社は、Kindle(電子書籍)出版の代行レーベルです。企画・構成・執筆・校閲・表紙デザイン・Kindle出版申請までを1つの窓口でまとめて任せられます。窓口が1つなので、「表紙はこっち、原稿はあっち」と何か所にも連絡する必要がありません。
納期の目安も工程ごとにお伝えしています。晴虹社では、制作を5つのステップで進めています。
- 無料ヒアリング(約60分・オンライン可)
- 企画・構成の設計(3〜5営業日)
- 執筆・編集・校閲(10営業日〜)
- 表紙デザイン(3〜5営業日)
- KDP出版・納品(1〜3営業日)
また、晴虹社では、電子書籍のファイルを入稿する前に、Amazonの無料ツール「Kindle Previewer」でエラーと表示崩れがゼロになるまで確認しています。自分でやるときに多くの方がつまずく「スマホで見たらガタガタ」問題を、出版前につぶしておくためです。
アカウントの名義や権利、修正の範囲など、この記事で紹介したチェックポイントも、無料相談の場で遠慮なく質問してください。納得してから進めていただくのがいちばんです。
※無料相談では、本の内容や目的をうかがったうえで、作業範囲や流れをご説明します。
よくある質問
Q. 原稿がまったくなくても、代行をお願いできますか?
執筆代行がある窓口なら相談できます。その場合は、ヒアリングで話した内容をもとにライターが原稿を書くのが一般的です。対応できる文字数には上限があることが多いので、事前に確認しましょう。晴虹社の執筆代行は、最大10万字程度まで対応しています。
Q. 安い代行と高い代行、何が違うのですか?
多くの場合、違いは料金に含まれる作業の範囲です。出版申請だけなのか、企画や執筆、表紙まで含むのかで、金額は大きく変わります。金額だけを並べて比べるのではなく、この記事の5つのチェックポイントに沿って中身を比べてみてください。
Q. 電子書籍と一緒に紙の本も出せますか?
KDPでは、注文が入るたびに印刷する「ペーパーバック(POD)」という形で紙の本も出版できます。代行によって対応しているかどうかが違うので、確認しておきましょう。晴虹社では、希望に応じてペーパーバックの出版にも対応しています。仕様などの詳細はKDPの公式ヘルプで確認してください。
まとめ
Kindle出版代行を選ぶときは、見積もりの合計額より先に、次の5つを確認しましょう。
- 作業の範囲:「一式」の中身を、企画から出版後の対応まで分解する
- 修正回数:回数だけでなく、どの工程で確認できるかを見る
- KDPアカウントの名義:本を自分で管理できるかどうかに関わる
- 著作権と印税:権利の帰属と取り分を、書面で確認する
- 納期:「最短」の条件と、工程ごとの内訳を聞く
自分で出版する手順を知っておけば、代行の提案が妥当かどうかも判断しやすくなります。自分でやるか、任せるか。どちらを選んでも、大切なのは納得して進めることです。あなたの1冊が、気持ちよく世に出ることを応援しています。
※Amazon KDPなど各サービスの仕様・規約は変わることがあります。最新情報は各公式サイト・公式ヘルプでご確認ください。


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