1,せどりの種類
せどりとは簡単に言うと、商品を安く仕入れて、高く売る、商売の基本といえるビジネスです。
「せどり」と一口に言っても、その手法は様々なものがあります。
①店舗せどり
・家電量販店やディスカウントストアなどの実店舗で商品を仕入れる手法。
②電脳せどり
・ネットショップで商品を仕入れる手法。
③中古せどり
・実店舗やネットショップ、フリマサイトから中古品を仕入れる手法。
④ブランドせどり
・リサイクルショップや、古着市場で中古のブランド品を仕入れる手法。
⑤欧米輸出せどり
・日本国内で仕入れた商品を、欧米諸国へ輸出する手法。
⑥中国輸入せどり
・中国で販売されている商品を輸入して、国内へ販売する手法。
⑦中国輸入OEM
・中国のメーカーに製造を委託して、オリジナル商品を販売する手法。
⑧メーカー、卸仕入れ
・メーカーや卸業者から商品を仕入れて、ECショップへ販売する手法。
上記以外にも様々な手法が存在します。
2,仕入れた商品の販売先
では、商品を仕入れたら、どこで販売すればいいのか。お勧めの販売先としては、メルカリやラクマなどのフリマサイト、または、Amazonや楽天などの大型ネットショップです。個人が商品を販売すると言うと、難しいと感じるかもしれませんが、
世の中には、利益計算ツールや売れ行き予測ツールなどの便利なものがたくさんあるので、全く経験のない素人からでも始めることが可能です。
3,せどりは「Win,Win,Win」の関係が成立する
ここまでの説明で、「せどり=転売」とあまり良くないイメージを持たれる方もいるかもしらませんが、
せどりは、売り手にも買い手にも世間にもメリットがある、つまり「Win,Win,Win」の関係が成立するビジネスです。
仕入れ先のお店は、売れ残っている在庫を処分でき、販売先のお客様は店舗を回らなくてもネットでほしい商品を購入できます。
そして自分は、その手数料として利益を得ることができます。
逆に、一般的に転売のイメージである、品薄商品を買い占めたり、新作の人気ゲームを買い占めたりして、大幅に価格を吊り上げて、ほしい人に適正な価格で商品が届かなくなるような状態は、
「Win,Win,Win」の関係が成立していない状態といえます。正直、こういった手法は一時的に稼げたとしても、長くは続かないはずです。
「Win,Win,Win」の関係を目指して商売することが、結果的に長期的な成果に繋がる近道だと思います。
4,せどりをストック収入型ビジネスに近づける
せどりは、行動量が収益に直結するビジネスです。仕入れから販売までのサイクルが短いので即金性が高く、労力を費やした分だけ売上や利益が伸びる傾向にあります。
ただし、継続的に利益を上げるには、リサーチ、仕入れ、梱包、発送など、
地道な作業をひたすら続ける必要があります。まさに、フロー型のビジネスと言えます。
しかし、そこからのステップアップとして、梱包などの作業を外注化することで、将来的には少ない労力で収益を出せるような、
ストック型のビジネスに近づけることができます。
「自分には何の知識もスキルも無いから副業は難しい」と思う人は、まず「せどり」から始めてみるのもお勧めです。
せどりは、いろいろな副業のなかでも再現性が高いので、初心者でも成功しやすく、成功している人のノウハウを真似することで、誰でも月に5万円以上、頑張れば20万円以上の副収入を得ることも可能なビジネスです。
5,どうしてもリスクを取りたくない方は
それでも、商品を仕入れることに抵抗や不安が大きい人は、家にある不用品をメルカリやラクマなどのフリマサイトで、販売することから始めると良いと思います。商品の価格設定や、商品写真の撮り方、購入された後の発送など、将来的に仕入れをするためのタネ銭を貯めながら、商売の基本を身につけることができます。
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