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「そろそろ車が欲しいけど、買うのとリースはどっちがいいんだろう」「月々の支払いだけ見るとリースが安そうに見えるけど、本当にお得なのかな」。20代で初めて車を持とうとすると、こんな迷いが出てきますよね。車は家賃の次に大きな固定費になりやすく、選び方しだいで貯金のペースも変わってきます。
先に結論をお伝えします。どれが一番お得かは、乗る頻度・乗る期間・家計の優先順位によって変わります。目安としては、次のように考えると整理しやすいです。
- 週末や月に数回しか乗らないなら、カーシェアが割安になるケースが多い
- 毎日使い、同じ車に長く乗るつもりなら、購入が有利になりやすい
- 出費を毎月一定にしたい、車検や税金の手続きを減らしたいなら、リースが向いている
この記事では、それぞれの総コストの考え方と、20代が判断するときの視点を順番に解説します。
購入・リース・カーシェアの特徴をおさらい
購入:長く乗るほど1年あたりの負担が下がる
現金やローンで車を買う方法です。車は自分の資産になり、カスタマイズも走行距離も自由です。一方で、頭金や諸費用など最初にまとまったお金が必要になり、車検や税金、故障時の修理代なども自分で手配して支払います。長く乗るほど1年あたりの負担が下がり、手放すときに売却してお金が戻ってくる点も特徴です。
リース:月額は定額だが、車は手元に残らない
リース会社が購入した車を、月額料金で一定期間借りる方法です。税金や車検費用が月額に含まれるプランが多く、出費が平準化されるのがメリットです。ただし、走行距離の上限や中途解約時の違約金が設定されていることが多く、契約終了時に車は手元に残らないのが基本です。また、任意保険は月額に含まれず、別途加入が必要なケースが一般的です。
カーシェア:使った分だけ払う
必要なときだけ、時間単位で車を借りる方法です。月額基本料と利用料がかかりますが、ガソリン代や保険料が利用料に含まれるサービスが多く、駐車場代も不要です。その反面、近くのステーションに空きがないと使えない、長時間の利用だと割高になる、といった面もあります。
総コストで比較するときの考え方
比較でよくある失敗が、「月々いくらか」だけで判断してしまうことです。車にかかるお金は車両代だけではありません。数年単位で、すべての費用を足し合わせて比べるのがポイントです。
見落としがちな費用
- 任意保険料(20代は年齢条件の関係で高めになりやすいと言われます)
- 駐車場代(都市部では月1万円を超える地域も珍しくありません)
- ガソリン代、オイル交換やタイヤ交換などのメンテナンス費
- 自動車税・重量税・自賠責保険・車検費用
- 購入の場合は、手放すときの売却額(実質的な負担を下げる要素)
5年間の総コストの目安
あくまで一例として、コンパクトカーや軽自動車クラスを5年間使う場合のイメージを紹介します。車種や地域、利用状況によって大きく変わるため、参考程度に見てください。
- 購入:車両と諸費用で約200万円、5年後の売却で70万〜90万円ほど戻るとすると、実質負担は110万〜130万円程度。そこに税金・車検・保険・メンテナンスで約100万円、ガソリン代で約50万円が加わり、合計250万〜280万円ほど
- リース:月額3万〜4万円で5年間なら約180万〜240万円。別途、任意保険で約40万〜50万円、ガソリン代で約50万円が加わり、合計270万〜340万円ほど
- カーシェア:月4回程度、数時間ずつ使う場合、月1万5,000円〜2万円前後のケースが多く、5年間で約90万〜120万円ほど
購入とリースには、これに加えて駐車場代がかかります。月1万円なら5年で60万円です。こうして並べてみると、利用頻度が低い人ほどカーシェアの割安感が大きく、毎日乗る人ほど購入との差が縮まる、または逆転する傾向が見えてきます。
比較するときは「月額」ではなく「何年使って合計いくらか」で考えるのがコツです。自分の乗り方に近い数字で一度計算してみましょう。
20代が判断するときの3つの視点
1. 乗る頻度と距離
通勤で毎日使うのか、休日のレジャーだけなのかで最適解は大きく変わります。リースを検討するなら、年間の走行距離が契約の上限に収まるかも確認しておきましょう。
2. この先のライフイベント
20代は転職、引っ越し、結婚、出産など、生活が大きく変わりやすい時期です。5年や7年といった長期のリース契約は、途中で状況が変わると解約金が負担になることがあります。数年先の暮らしがまだ見えないなら、柔軟に見直せる選択肢を残しておくのも一つの考え方です。
3. 家計全体のバランス
見落とされがちなのが、車の費用を家計全体の中で考える視点です。車関連の支出が増えると、そのぶん貯金や新NISAなどの積立に回せるお金は減ります。「車にいくらまでなら使っていいか」は、収入だけでなく、将来の住宅購入や結婚資金などの予定とあわせて決めるのが理想的です。
車にかかる費用(駐車場・保険込み)が手取りの何割になるかを一度出してみると、無理のない予算が見えやすくなります。
家計全体で判断したいならFPへの相談も選択肢
車の比較そのものは自分で計算できても、「車を持ったうえで、貯金や資産運用はどれくらい続けられるのか」「数年後の結婚や住宅購入に影響はないか」まで考えると、一人で答えを出すのはなかなか大変です。そんなときは、お金の専門家に家計全体を見てもらうのも一つの方法です。
「おかねの未来マップ」は、国家資格を持つFPにオンラインで相談できるサービスです。AIによる家計診断もついていて、現在の収支や将来のライフイベントを踏まえたお金の見通しを整理しやすいのが特徴です。NISAやiDeCo、資産運用、結婚や住宅購入などのライフイベントにまつわるお金の相談にも対応しています。相談は無料で、自宅からオンラインで完結します。
ある程度収入が安定してきて、「車を含めた今後のお金の使い方を、腰を据えて考えたい」という方に向いているサービスです。車選びをきっかけに、家計全体の方針を一度整理してみるのもよいのではないでしょうか。
よくある質問
Q. 20代でローンを組んで車を買うのはやめたほうがいいですか?
一概にはいえません。通勤などで車が欠かせない場合、ローンで購入して長く乗るほうが総コストを抑えられるケースもあります。大切なのは、金利を含めた返済総額を確認し、毎月の返済が貯蓄を圧迫しない範囲かどうかを見極めることです。
Q. リースは結局、購入より損なのですか?
総額だけを見ると購入より割高になりやすいと言われますが、初期費用を抑えられる、出費を平準化できる、手続きの手間が減るといったメリットもあります。そのぶんの価値を自分がどう感じるかで評価が変わるため、損か得かは人によって異なります。
Q. 最初はカーシェアにして、あとから購入を考えてもいいですか?
よい方法だと思います。実際に使ってみると、自分がどれくらいの頻度で車に乗るのかが具体的にわかります。利用料が月2万〜3万円を超えるようになってきたら、購入やリースを改めて検討するタイミングと考えるとわかりやすいです。
まとめ
車は買うか、リースか、カーシェアか。その答えは、乗る頻度、乗る期間、そして家計の優先順位によって変わります。比べるときは月額だけで判断せず、保険や駐車場代も含めた数年間の総コストで考えるのがポイントです。
20代はこれからライフイベントが増えていく時期です。車にかけるお金と、貯金や資産づくりに回すお金のバランスを意識しながら、自分に合った選び方を見つけてください。家計全体を踏まえて判断したいときは、FPに相談して客観的な意見を聞いてみるのも心強い選択肢です。
※サービス内容・料金は変更される場合があります。最新情報は各公式サイトでご確認ください。転職・キャリアの判断はご自身の状況に合わせて行ってください。


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