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「共働きで収入はそれなりにあるはずなのに、なぜか貯金が増えない」「家計を見直したいけれど、何から手をつければいいのかわからない」。30代の夫婦から、こうしたお悩みをよく聞きます。仕事も家事も忙しい中で、家計簿を細かくつけるのは正直しんどいですよね。
結論からお伝えすると、家計の見直しは「固定費」→「貯蓄率」→「将来の3大支出」の順番で進めるのがおすすめです。毎日の食費を削るよりも、一度見直せば効果が続く部分から手をつけたほうが、夫婦どちらにとっても負担が少なく、成果を実感しやすいと言われます。
この記事では、共働き30代夫婦が無理なく始められる家計見直しの3ステップと、夫婦で話し合うときのコツを紹介します。
家計の見直しは「仕組み」から整えるのが近道
家計の見直しというと、つい「外食を減らそう」「コンビニに寄らないようにしよう」と日々の支出に目が向きがちです。ただ、こうした変動費の節約は我慢が必要なぶん、続かないケースが多いものです。
一方で、通信費や保険料のような固定費は、一度見直せば翌月以降も自動的に効果が続きます。そのうえで「毎月いくら貯めるか」という貯蓄率を決め、最後に将来の大きな支出に向けた計画を立てる。この流れで進めると、家計全体が「頑張らなくても回る仕組み」に近づいていきます。
ステップ1:まずは固定費を見直す
最初に取り組みたいのが固定費です。共働き夫婦の場合、お互いが別々に契約しているものが重なっていることも少なくありません。まずは夫婦それぞれの毎月の引き落としを書き出してみましょう。
通信費:夫婦2人分だと差が大きくなりやすい
スマホ代は、大手キャリアのプランから格安プランに切り替えるだけで、1人あたり毎月数千円下がるケースもあります。夫婦2人分となれば年間ではまとまった金額になります。自宅のインターネット回線とのセット割が適用されているかも確認しておきたいポイントです。
保険:独身時代の契約がそのままになっていないか
結婚前に加入した保険を、内容を確認しないまま続けている方は意外と多いものです。共働きであれば、どちらかに万一のことがあっても、もう一方の収入や遺族年金などの公的保障がある程度カバーしてくれる場合があります。必要な保障額は家族構成によって変わるため、「今の暮らしに合っているか」という視点で見直すのがおすすめです。
サブスク・住居費:小さな積み重ねも見逃さない
動画配信や音楽アプリなどのサブスクは、夫婦で同じサービスに別々に加入しているケースもあります。家族プランへの切り替えや、使っていないサービスの解約だけでも効果があります。また、家賃や住宅ローンは支出の中でも大きな割合を占めるため、更新や借り換えのタイミングで条件を比べてみる価値があります。
固定費の見直しは、夫婦で「一緒に一覧を見る」だけでも大きな前進です。責めるのではなく「これ、まだ使ってる?」と確認し合う雰囲気で進めると話し合いがスムーズになります。
ステップ2:貯蓄率を決めて「先取り」で貯める
固定費が整ったら、次は「毎月いくら貯めるか」を決めます。ここでは金額ではなく、手取り収入に対する割合、つまり貯蓄率で考えるのがポイントです。
共働き夫婦の貯蓄率の目安
一般的に、手取りの15〜20%程度を貯蓄に回せると安心感が高まると言われます。共働きで子どもがまだ小さい、あるいはいない時期は、比較的貯めやすい時期とされることが多いです。まずは無理のない割合から始めて、慣れてきたら少しずつ引き上げていくと続けやすくなります。
「余ったら貯める」から「先に貯める」へ
貯蓄を成功させるコツは、給料が入ったらすぐに一定額を別口座へ移す「先取り貯蓄」です。自動積立や財形貯蓄、NISAの積立設定などを活用すれば、意識しなくても貯まる仕組みが作れます。
夫婦の家計管理には、主に次のようなスタイルがあります。
- 共通口座に2人で一定額を入れ、生活費と貯蓄をそこから管理する
- 支出の項目ごとに担当を分ける(家賃は夫、食費は妻など)
- 収入をすべて一つにまとめ、お小遣い制にする
どれが正解ということはありません。大切なのは、夫婦で「世帯としていくら貯まっているか」を把握できる状態にしておくことです。
ステップ3:将来の3大支出を見通す
家計の土台が整ったら、いよいよ将来に目を向けます。人生の中で特に大きな支出になりやすいのが、教育費・住宅費・老後資金の3つです。
- 教育費:子ども1人あたり、進路によって大きく変わりますが、まとまった金額が必要になると言われます。児童手当を貯めておく、学資のための積立を始めるなど、早めの準備が安心につながります。
- 住宅費:購入か賃貸か、購入するならいつ頃か。頭金やローンの返済期間は、教育費がかかる時期や老後との兼ね合いで考える必要があります。
- 老後資金:公的年金だけでは足りない部分を、iDeCoやNISAなどを活用して長期でコツコツ準備する方が増えています。
この3つは時期が重なりやすく、どれか一つだけを考えてもうまくいかないのが難しいところです。「何歳で、何に、いくら必要か」を時系列で並べてみると、今の貯蓄ペースで足りるのか、どこを優先すべきかが見えてきます。
夫婦で話がまとまらないときはオンラインFP相談も選択肢
ステップ3まで進むと、「住宅購入はいつがいいの?」「NISAとiDeCo、うちはどう使い分ければいい?」など、夫婦だけでは判断が難しい疑問が出てくることも多いです。お互いの価値観の違いが表面化して、話し合いが平行線になることもあるかもしれません。
そんなときは、第三者であるお金の専門家に相談するのも一つの方法です。たとえば「おかねの未来マップ」は、国家資格を持つFPに無料でオンライン相談ができるサービスです。AIによる家計診断がついているので、今の家計の状態を整理したうえで相談に臨めるのが特徴です。
- オンライン完結なので、夫婦それぞれ自宅から同じ画面を見ながら相談しやすい
- NISAやiDeCo、資産運用の始め方について相談できる
- 住宅購入や出産、教育費など、ライフイベントに合わせたお金の計画を一緒に考えてもらえる
世帯年収などの利用条件があるため、「なんとなく話を聞いてみたい」というよりは、将来の計画を夫婦で一度しっかり立てたい方に向いているサービスです。この記事の3ステップで家計を整理したうえで相談すると、より具体的なアドバイスを受けやすくなるでしょう。
FP相談の前に、夫婦それぞれ「将来やりたいこと」を3つずつ書き出しておくのがおすすめです。価値観のすり合わせがしやすくなり、相談の時間を有効に使えます。
よくある質問
Q. 家計簿をつけるのが苦手でも、家計の見直しはできますか?
A. できます。最初から細かい家計簿をつける必要はありません。まずは固定費の一覧と、毎月の手取り・貯蓄額の3つだけ把握できれば十分です。家計簿アプリで口座やカードを連携させれば、手間を大きく減らせます。
Q. 夫婦で収入差がある場合、生活費や貯蓄はどう分担すればいいですか?
A. 金額を折半にするか、収入の割合に応じて分担するかは夫婦によってさまざまです。どちらの方法でも、お互いが納得していることが一番大切です。不公平感が出ないよう、定期的に見直す機会をつくるとよいでしょう。
Q. FPに相談すると、保険や金融商品を勧められないか心配です。
A. 相談先によっては商品の提案を受けることもあります。必要ないと感じた場合は、その場で断っても問題ありません。「今日は家計の整理と方向性を知りたい」と目的を最初に伝えておくと、話がスムーズに進みやすくなります。
まとめ
30代共働き夫婦の家計見直しは、次の順番で進めるのがおすすめです。
- 固定費の見直し:通信費・保険・サブスクなど、一度見直せば効果が続く部分から
- 貯蓄率を決める:手取りに対する割合を決め、先取り貯蓄で仕組み化
- 将来の3大支出を見通す:教育・住宅・老後を時系列で整理
家計の見直しは、夫婦で将来について話し合う良いきっかけにもなります。一度にすべてを完璧にしようとせず、できるところから一歩ずつ進めていきましょう。夫婦だけで判断に迷う部分が出てきたら、専門家の力を借りるのも心強い選択肢です。お二人にとって納得のいく家計づくりを応援しています。
※サービス内容・料金は変更される場合があります。最新情報は各公式サイトでご確認ください。転職・キャリアの判断はご自身の状況に合わせて行ってください。


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